著名ファンドの動きに注目、IPO銘柄の大株主に
12月16日にマザーズに新規上場したシンシア(7782)が、前日ストップ高の余勢を駆り、前日比500円(16.75%)ストップ高の3485円まで噴き上げ、同水準で取引が成立した後も買いが流入しカイ気配推移。
同社は上場初日の16日に、初値形成こそ公開価格2100円を7.1%下回る1950円となったものの、一時は2340円まで買われて陽線となった。その後も騰勢が衰えず、きょうまで3日連続でストップ高となっている。
値動きに着目した短期筋が、需給のしこりのない直近IPO銘柄に継続して買いを入れ、買いが買いを呼ぶ展開となっているようだ。同社はコンタクトレンズの製造・販売を手掛けるがその業態には特徴がある。同社は、コンタクトレンズのファブレス(工場を持たない)メーカーで、コンタクトレンズを海外の協力工場で製造し、BtoBで小売店などに卸販売する。主力は使い捨てコンタクトレンズで、オリジナルブランドの「L‐CON」シリーズを中心に商品展開している。
従来の同業他社と異なり、高度管理医療機器等販売の資格があればコンタクトレンズの販売が可能なことから、眼科医を経由しない点も特徴で、インターネット販売に注力している。現在はネット販売比率が約50%といい、成長性にも注目した向きの買いも集めているようだ。
グッドコムアセット(3475)、WASHハウス(6537)に著名ファンド買いが判明
5%ルール大量保有報告書 シンシア(7782)-株式会社キャピタルメディカ
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