クリントン関連銘柄、国内証券が4銘柄リスト作成
米国大統領選挙が11月8日に控え、世界中の投資家が「クリントン関連銘柄」を意識し始めている。銀行系大手のみずほ証券では8月19日にリリースしたアナリストレポートで、「クリントン関連銘柄」を投資テーマに追加すると紹介している。
同証券ではトランプ氏が大統領選挙で当選すれば急激な円高と株安が起こる可能性を示しているが、ヒラリー・クリントン氏が当選するメインシナリオにしている。クリントン新大統領が誕生すると、薬価抑制と金融規制強化で薬品株と銀行など金融株にネガティブな影響を受けると予想。エネルギー政策では再生可能エネルギーを普及させ化石燃料を抑制する方針。
オバマ大統領よりも防衛費の支出を増やす見込みだが、外国企業への影響は小さいので株式投資テーマには影響が少ない。低所得者層を中心に所得、消費を拡大させる政策で米小売り・米消費関連企業にメリット。
注目は今後5年間で2750億ドルのインフラ投資計画
クリントン関連銘柄 | 8/25終値 | |
4063 | 信越化学 | 7158 |
5233 | 太平洋セメント | 285 |
5801 | 古河電気工業 | 259 |
6301 | コマツ | 2213 |
日本株情報 |
クリントン氏は今後5年間で2750億ドルのインフラ投資計画を持っている、高速道路、鉄道、港湾、空港、ブロードバンドの拡張をする方針。アナリストは北米を中心に風力再生エネルギーを展開している伊藤忠商事(8001)、建機の売上比率が北米22%占めているコマツ(6301)などインフラ投資拡大の恩恵を受ける銘柄としてレポート内で触れている。
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コマツは中国経済の低下や資源価格の下落により建設機械需要が低迷。コマツ、日立建機の株価は2015年12月から約50%も下落していた。いまも市場関係者は中国経済の高まりを予想する声は少ないのに、コマツ株は8月18日に2317円50銭まで上昇して年初来高値を更新している。日立建機(6305)も年初来高値更新は未達成であるが株価は昨年12月高値水準に迫る勢いの値上がりとなっている。
一部の投資家は米国大統領選挙でヒラリー・クリントン氏が当選して、インフラ投資で恩恵を受ける建設機械のコマツなどを静かなうちに買い始めている証拠ではないかという見方も広がってきそうだ。
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