そーせいグループ2017年今後の株価カタリスト3つの注目材料

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SMBC日興証券そーせいグループ目標株価引き下げ

そーせいグループ今後の株価に影響となる、開発中の新薬スケジュールが遅れているという見方が高まっている。株価は5月決算発表直前に期待が高まり12700円台まで値上がりしたが、その後は11000円近辺で横ばいが続いている。

SMBC日興証券は、そーせいグループ業績予想を見直し目標株価を19000円から17000円へ引き下げた。ヘプタレス社(Heptares)パイプライン進捗の前提を見直すが、StaR技術の中長期評価には変化無く、投資評価は「1」を継続すると紹介している。

レポートでは、今後注目される2017年後半に想定される3つのカタリストを挙げている。1つはAstraZeneca(アストラゼネカ)社に導出した癌免疫治療薬フェーズ1試験結果、2つめはAllergan(アラガン)社に導出したアルツハイマー病に開発中のムスカリン受容体M1作動薬「HTL18318」のフェーズ1試験結果によるマイルストン受領、3つめはAllergan(アラガン)社に導出したムスカリン受容体M4作動薬のフェーズ1試験開始でマイルストーン受領などとしている。

そーせい株価の低迷している理由は、2017年3月期決算で開発スケジュールが遅れていることが市場関係者の注目ポイントとされている。SMBC日興証券のアナリストも、この点には触れておりマイルストン受領時期が後ずれする見通しから業績予想を大幅に減額修正した理由に挙げている。

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参考5%ルール大量保有報告書 そーせいグループ(4565)-五味大輔(投資家)
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