タカタ値上がり率トップ、米司法省と10億ドルで和解する見通しを好感

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タカタストップ高、米司法省と和解内容で合意する見通し

タカタ(7312)が出来高をともない急反発。前日比100円(16.5%)ストップ高の707円まで買われ、同水準で取引が成立した後も買いが流入している。東証1部の値上がり率ランキングでトップ。ウォールストリートジャーナル電子版が29日に、事情に詳しい複数の関係者の話として、「米司法省との和解に近づいている。来年初めにも和解内容で合意する見通しだ」と伝えられた。

報道によると、「タカタは最大10億ドル(約1180億円)の制裁金を支払うとみられている。だが関係者らは6~9億ドル程度で決着し得ると述べた」としている。

テクニカルでは、75日線に近づきつつあった5日線が、きょうの上昇で傾きをともなって右肩上がりになれば、安定上昇のトレンドに入る可能性がある。帯(中期線と長期線の間隔)が広いこともポジティブ。

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