タカラバイオ投資判断を格下げ、ノーベル賞関連銘柄で買われた反動安

Market News

タカラバイオが急反落、業績進捗が株価に十分に反映されたと判断

ノーベル賞関連株として値上がりしてたタカラバイオ株が急落、国内大手証券がタカラバイオの投資判断を格下げしたことが売り手掛かり材料となった。同様に大隅良典栄誉教授のオートファジー関連として株価上昇した医学生物学研究所(4557)、コスモバイオ(3386)も値下がりしている。

takarabio

株価チャート引用:マーケットスピード



タカラバイオ(4974)が急反落。前引けは、前日比138円(8.2%)安の1551円で安値引け。4日に、東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことによるご祝儀買いから一転、その後は下落トレンドにあるが、きょうは国内大手証券がレーティングを格下げしたことが確認されている。

野村証券はレポートで、7月15日に新規カバー開始後、10月5日終値ベースで株価は28%上昇、堅調な業績進捗が株価に十分に反映されたと判断。為替前提を見直し、同証券による予想売上高を下方修正も、17年3月期の営業利益予想は不変、としている。

レーティングを「BUY」から「ニュートラル」へ格下げし、目標株価は1720円を継続している。

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