サインポスト新規上場、買い気配スタート値幅制限上限は５０６０円

サインポスト初値予想コンセンサス

サインポスト(3996)が東証マザーズ市場へ新規上場した。事前人気も高く、上場初日は買い気配スタート、午後になっても気配値を切り上げ４８４０円買い気配となっている。このまま買い気配が続けばＩＰＯ初日の値幅制限は５０６０円が上限となる。

サインポスト初値予想は公開価格２２００円に対して大幅高が予想され、特に新規株式公開による資金調達額が小さい小型マザーズＩＰＯという観点と、ＡＩ人工知能関連、ＩＴソリューションサービスという業種から人気が高いと見られている。

ＩＰＯ投資情報レポートでは、サインポスト初値予想コンセンサスは３８００円～４２００円と観測されていると解説。個別のサインポスト初値予想は５１００円とレポートで紹介されている。

上場初日に初値がつかない場合は翌日以降に、公開価格の３倍以上で初値をつける可能性があると指摘。ＩＰＯでは人気の高まりやすいＩＴ関連企業、ベンチャーキャピタル保有株が無い、公開規模が約８億円と小さく、初値大幅高のあとはセカンダリーが懸念される一面もあることが話題になっている。