ポケモンGOが5つのギネス新記録、1日の売上高は10億円

Market News

Pokemon GO + Super MARIO RUN

世界中が熱狂しているPokemon GO が大きな経済効果をもたらしている。サービス開始から1か月で登録者数1億人突破、ギネスブックに記載される世界記録を5つ持っている。

pokemongo-downloaded

◆ポケモンGOギネス新記録

1)最初の1か月で最多ダウンロード数のモバイルゲーム
2)最初の1か月で最高売上高のモバイルゲーム
3)最初の1か月で最多の国・地域で売上高トップのモバイルゲーム
4)最初の1か月で最多の国・地域でダウンロード数トップのモバイルゲーム
5)リリースから催促20日間で売上高1億ドルに到達したモバイルゲーム

 

任天堂の株価は7月に1万4000円程度から3万2700円まで一気に値上がりした。しかしポケモンGOの開発はNiantic社であり、任天堂は収益の恩恵は微々たるものだとわかり株価は2万円程度まで急落した。

9月8日は想定外のサプライズが起きた、Apple社が新発売する「iPhone7/iPhone7 Plus」の発表会で任天堂のキャラクターを使った「スーパーマリオラン」を12月からApp Storeで世界100ヵ国以上で配信すると発表したからだ。同時にアップル・ウォッチにポケモンGO対応にすると発表した。

任天堂の株価は再び人気を集め急騰した、9月8日の株価は一時、4505円高の2万9200円まで上昇した。上値が抑えられたのは高値つかみのシコリ玉を持った投資家がヤレヤレ感で戻り売りを出したのであろう。

nintendo-stockchart

任天堂株価チャート引用:手数料の安いネット証券、SBI証券


dena-stockchart

DeNA株価チャート引用:手数料の安いネット証券、SBI証券


 

任天堂 + DeNA

ポケモンGO目がヒットのおかげで「歩きスマホ」で問題になっている。これは世界現象となっており、事故を防ぐために「アップル・ウォッチ」や「Pokemon GO Plus」のウェラブル端末にも注目されよう。

ポケモンGOの収益はNiantic(ナイアンテック)に持っていかれるが、9月16日に発売される「Pokemon GO Plus」は任天堂の収益にインパクト大のはず。製造はミツミ電機なので、こちらの株価も要注目だ。

ポケモンGOでは大きな収益を得られなかった任天堂だが、「スーパーマリオラン」ではAppleの配信網を使って大きな収益を得られるはずだ。今までの発表ではポケモンGOは80ヵ国での配信でギネス記録を作った、「Super MARIO RUN」は100ヵ国以上の配信を公言している、ポケモンGOを上回る超メガヒットになる可能性を秘めている。

証券アナリストの間には、任天堂の目標株価を4万3000円と強気な見方もある一方、目標株価1万5000円と冷めた投資判断を付けているところもある。またスーパーマリオランは任天堂のキャラクターをゲーム開発・運営にDeNAが協力している。投資単価の低いディーエヌエー株を投資推奨するアナリストも多い。

 

◆読んでおきたいオススメ注目レポート

1)サイバーダイン目標株価300円まで下落:シトロンリサーチ
2)伊藤忠を空売り推奨:グラウカスリサーチグループ
3)2016~2017年度の企業業績見通し
4)政府肝入りのインバウンド政策
メールマガジン登録完了で上記レポートがご覧になれます。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTewylTcXz

[adsense]


コメント

タイトルとURLをコピーしました