レオパレス21、入居者サービス強化、法人需要を獲得して入居率改善

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レオパレス21、国内大手証券は投資評価「2」

お部屋探しはレオパレス21レオパレス21(8848)が反落。一時、前日比21円(3.5%)安の582円まで売られている。SMBC日興証券が同社についてレポートをリリースしている。

レポートでは、リーマン・ショック前に供給したリーシングが難しいアパート(工場周辺などに立地)が足かせとなり、さらに鈍化する可能性が高いとみると説明。同証券では入居率の向上に寄与し得る要因として、法人需要獲得による入居率の底上げや、入居者サービス強化に注目すると指摘。同社はリーマン・ショック後にアパートへの需要が強い大都市部・好立地へのアパート供給に方針を切り替えているほか、リーマン・ショック前に供給したアパートのリーシングを改善することができれば、入居率は回復すると想定。

新規に目標株価640円、投資評価は「2」(中立)としている。(レオパレス21(8848)レーティング一覧表)ただ、従来同社は中小型成長株に分類されており、投資評価は「A」(アウトパフォーム)だったため実質格下げとなり、売り手掛かり材料視されている。バリュエーションは同業他社と比較し割安ではあるものの、入居率回復が鈍化したことを踏まえた、としている。

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