産業革新機構が東芝半導体メモリ会社へ出資を見送り決定

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東芝上場廃止を開始するシナリオ

産業革新機構東芝出資

経営再建中に向け東芝が半導体事業を売却する計画に新しいニュースが流れた。官民ファンドの産業革新機構が東芝メモリへの出資を見送ると決定したと日本経済新聞が5月31日付け朝刊で報じた。

報道の内容は産業革新機構は米国ウェスタンデジタルと連携を探り、買収時の株式取得割合などで意見相違があり、産業革新機構は東芝半導体事業会社(東芝メモリ)への出資を見送ったという。

東芝上場廃止を回避するには債務超過を解消する必要があり、稼ぎ頭の東芝メモリ株式を売却して資金調達をしないとならない時間的な制約もあり、投資家はニュースに反応して東芝株価への影響を見極める必要が出てきそうだ。

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