プラント解体 ベステラ東証一部へ
東京証券取引所は9月7日に東証マザーズ上場のベステラを東証一部上場承認を発表した。上場指定替えは2017年9月14日からとなり、流動性の高まりとTOPIX算入による買い需要が発生するためにベステラ株価にポジティブ。
ベステラ(1433)は2015年9月に東証マザーズに上場、製鉄所、石油化学プラントの解体工事を行う特殊な業種。複数の特許を取得しており老朽化したプラント解体工事の需要は今後も高まる見通し。
東洋経済新報社の会社四季報によると、従業員数48名、ROE20%以上を目標に掲げ、外国人投資家の保有株比率は4.9%、投資信託の保有株比率は0%と極めて少ない。機関投資家による保有株比率が少ないだけに、東証一部へ上場承認されたことは、今後のベステラ株価にポジティブ材料。
よくある東証一部への鞍替えと同時に、新株発行売出しを行う企業があるが、その場合はプラス材料とマイナス材料が同時にあり投資判断・株価へのインパクトはニュートラル。今回は株式の売り出しがされないようで、株価にポジティブ要因となる。
参考東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ
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