仮設機材レンタルのアルインコが業績下方修正、円高の影響で差損発生

アルインコ(5933)、建設関連業界での市況に足踏み感や、為替差損見込み中間期利益予想を下方修正

アルインコ(5933)は６日引け後、17年３月期中間期（16年３月20日～９月20日）の連結利益予想を下方修正した。

売上高は220億円が（前年同期比1.5％増）が据え置かれたものの、営業利益は17億3000万円から13億9000万円（同10.0％減）へ引き下げられた。建設関連業界において工事着工の先送りなどにより市況に足踏み感が生じたことや、為替レートが当初の想定よりも円高で推移している状況から外貨建資産の評価において為替差損が生じる見込み。

ただ、通期の見通しは、下期に建設関連業界の市況が改善に向かうと想定されることや、今後の為替レートの変動など不確実な要素が多いことから、従来予想が据え置かれた。

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