三菱UFJ「ストックセレクションマンスリー2018年8月」ポートフォリオ

ストック・セレクション・マンスリー2018年8月

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が8月のポートフォリオ戦略として、「ストック・セレクション・マンスリー2018年8月」を掲載。日本株は日経平均が2万3000円を何度も試しにいきながら2度失敗して高値圏、難しい相場環境となっているからか、8月の選定銘柄数が減少している。

6月のポートフォリオ全30銘柄から7月のポートフォリオ全27銘柄へ減らし、8月は23銘柄に一段と減少した。7月の株式市場は反発を反映してバリューファクターが大幅上昇、割安になった銘柄が切り返し、グロース株よりバリュー株が相対的に評価された。

第一四半期決算（2018年4月～6月）発表が一巡すると、8月は海外投資家が長期夏季休暇に入り、日本株の最大の買い手が不在となるシーズンだけに、閑散相場にも注意が必要。

マーケット関係者によると、外国人投資家は2010年以降、7年連続で8月は日本株を売り越している特別「売りの目立つ月」となっていると指摘している。