そーせいグループ片頭痛薬の開発・販売権をTeva社が返還と発表

そーせい治療薬アルツハイマー Market News

そーせいグループ将来性に影響する発表

そーせいグループ株価が下落して始まった、前日比440円安の9610円で寄り付き、その後も下げ幅を拡大して740円安の9310円まで株価下落している。前日に開示されたTeva社とのニュースが売り手掛かり材料視された。

そーせいグループIRが3月13日引け後に開示した資料によると、「片頭痛、その他重度の頭痛に対する治療薬である新規低分子CGRP拮抗薬のグローバルにおける開発・販売の権利をTeva社が返還」では、Teva社の開発戦略変更によりライセンス契約を終了。そーせいはマイルストン収入が受け取れなくなるデメリットが生じる。

野村證券は新材料を受けて、そーせいグループ目標株価17000円から15000円へ引き下げ、レーティング「BUY」継続とするレポートを発行した。経口片頭痛治療薬HTL0022562の開発販売権をTeva社から返還されることで、開発販売のマイルストン残り3億9300万ドルを受け取ることができなくなり、今後の開発は自社で行う事、再導出のタイミングによっては開発遅延の可能性が生じることが指摘されている。

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