神戸製鋼所株の投資判断、野村證券が目標株価を引き下げレポート
神戸製鋼所株価は10月6日終値1368円から10月16日安値774円まで急落した。その後は企業不祥事、データ改ざんとはいえ名門企業の神戸製鋼所が倒産することは無いだろうとの思惑で再び株価は1000円台を回復している。
野村證券による神戸製鋼所投資判断は「ニュートラル」継続、目標株価1365円から1150円へ引き下げた。アナリストによる見方は「神戸製鋼所業績悪化は回避、データ改ざん不適切行為の防止策が求められる」と解説。
同社のアルミ、銅製品のデータ改ざんなどの不適切行為が業績への影響、他社からの訴訟・補償問題などが懸念されている。コンプライアンス上、ガバナンス上、深刻な問題で今後は再発防止策が求められる。
アナリストは不適切行為による業績への悪影響は避けられないが、建設機械の好調などで大幅な業績悪化は回避できるとして、投資判断を「ニュートラル」継続している。また現状から株価が更に下落するリスクは低いとして紹介している。
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