東芝「特設注意市場銘柄」を解除、午後2時過ぎに株価急上昇

東芝不正会計 Market News

東芝株価急上昇、上場維持に向けポジティブ

今もなお上場廃止の懸念が残っている東芝だが、2017年10月11日に東京証券取引所が「特設注意市場銘柄(特注)」指定を12日から解除すると発表した。東芝株価は正常に向けての一歩前進をポジティブに受けとめ株価上昇した。

東芝半導体事業をべインキャピタルなど日米韓連合に売却することで、資本増強による債務超過回避をして東芝上場維持の方向性が見えてきた。こうした流れで、東芝不正会計問題から特設注意市場銘柄の指定を受けて2年間、改善が認められたことで特設注意市場銘柄解除はポジティブ。

株価は午後2時過ぎに305円処から、330円まで短時間で一気に急上昇となった。しかし不思議なのは、特注解除の発表前に13時30分ころから東芝株価が急に下落していること、市場では早耳筋の先回り思惑的な売買があったと推測される。

東芝特設注意市場銘柄の指定解除

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