そーせいグループ業績予想、提携先ノバルティス決算から分析する方法

ウルティブロCOPD治療薬 Market News

そーせいグループ投資判断「買い」継続

ウルティブロCOPD治療薬

Novartis(スイス)が2017年4月~6月期の第2四半期決算発表を7月18日に開示した。ノバルティス社はそーせいグループが権利を保有するCOPD治療薬(慢性閉塞性肺疾患)シーブリ、ウルティブロを販売していることから、Novartis決算から、そーせい開発薬製品の売上高をみて、そーせいグループ業績予想の判断材料となる。

ノバルティス第2四半期決算内容から、シーブリ売上高は前年同期比8%減の3600万ドル、ウルティブロ売上高は前年同期比1%減の9900万ドルだった。アナリストはシーブリとウルティブロの売上高増に期待が低く、ノーサプライズな印象。

みずほ証券アナリストレポートによると、米国でCOPD治療薬の競合製品がシェアが高く、多くは期待できないとしている見通し。そーせいグループ成長ドライバーは、傘下のヘプタレス社、MiNA社などが開発薬にあり、今後の臨床試験の進捗状況を注目するべきと解説している。

同証券による、そーせいグループ投資判断は「買い」、目標株価26400円から変更されていない。

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