タカラバイオ、腸内細菌叢解析用キットを発売
タカラバイオ(4974)が続伸、９月12日に、次世代シーケンサーを用いて細菌叢を解析するための研究用ＰＣＲキット「16Ｓ（Ｖ3-Ｖ4）」を今月３０日より発売すると発表しした。
細菌叢とは多様な細菌の集団のことで、なかでも近年注目されている腸内細菌叢は、食事や健康状態により変動し、疾患や体質と深く関係があることが示唆されており、さまざまな研究が活発に行われている。本製品は、同社が開発したPCR酵素を含み、多様な細菌の１６Ｓ ｒＤＮＡの特定領域を均一に増幅することができるため、細菌叢をより正確に反映したデータを取得することができるという。
今後成長が見込まれる次世代シーケンス応用分野での新製品開発に注力し、バイオ産業支援事業の売上拡大を目指すとており、買い手掛かり材料視されている。
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