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アナリストレポート拾い読み(2015年8月4日)

【証券ジャパン】
今週の東京市場は外部環境次第ながら、企業の個別業績を織り込む展開が続くと指摘。主力銘柄の決算が出揃い、業績の先行き不透明感は薄らぐものの、中国や米国の経済指標によっては海外株式市場動向が全体を左右しそうとみて、好業績銘柄やテーマ関連銘柄への選別物色は続くと解説。日経平均は7月21日高値20850円や6月24日高値20952円が戻りメド、25日線や13週線、抵抗帯下限などが下値メドになると試算。今週の参考銘柄として花王、島津製作所、オリックスを紹介しています。

【クレディスイス証券】
半導体製造装置セクターのレポートでは、7月の台湾ファイリング動向を受け、次の6〜12ヵ月を見た場合、台湾メーカーからは投資増に繋がる計画は少ないと指摘。日本では、海外半導体メーカーの決算発表、設備投資見通し、発表済みの日系メーカー決算などから、コンセンサスが同証券投資スタンスに近づいてきたため、これ以上の株価のダウンサイドも限定的とみているものの、半導体在庫調整サイクルや設備投資サイクルの底打ち確認も未だできないことから、短期カタリスト不在の状況は続くと解説。「弱気」の投資スタンスを継続しています。


【モルガンスタンレー証券】
医薬品セクターのレポートでは、決算発表の途中経過として、「業績面では、大日本住友以外は全て、期初の通期ガイダンスに対し上振れ推移」と指摘。最も好印象は、Xtandiへの不安心理を払拭したアステラス製薬との見方で、他では中外製薬、協和発酵キリン、エーザイが好印象、大日本住友製薬の印象が良くなかったと解説。業界投資判断は「インライン」を継続しています。


     

【UBS証券】
日本株投資戦略8月号では、米国の利上げを見込んだ調整を含め下半期で均せば内需系のアウトパフォーム継続を想定。それでも、8月入り以降は内需系のバリュエーションが過度に拡散していること、決算発表による利食いが発生しやすいこと、GDPの消費見通しが悪化する可能性があることなどから、一時的に反転する可能性もあるとみて、今後3カ月の日経平均を19500円、半年後を21500円と予想。個別では、スマホ部品での成長要素に富むアルプス電気、M&Aによる利益成長と株主還元拡大ポテンシャルからオリックスを買い推奨しています。


【みずほ証券】
テクニカルでは、日経平均は25日線を維持しているため「リバウンド局面」と指摘。それでも、今週は年初来高値20868.03円が上値抵抗線になりやすく、8月は薄商いの中、20000円から21000円のレンジで乱高下するとみて、8月下旬から9月前半にかけて20000円を下回る可能性があると解説。20000円を下回った場合は、19500円が下値支持線になると考えられるものの、1日の売買代金が今年のピークの5月2.76兆円とほぼ同水準を維持していると、21000円を超える可能性があると想定。中長期的に、月末値が2000年高値を回復維持できれば96年高値22666.80円をうかがう動きになるとコメントしています。



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