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アナリストレポート拾い読み(1月10日)
【日興シティ証券】
パチンコセクターのレポートをリリース。同証券では大型タイトルが続くSANKYOと
、年末年始の中心機種「CR宇宙戦艦ヤマト」の藤商事を決算が好調と予想。
パチスロでは「青ドン」、「赤ドン」が堅調なアルゼは会社計画を上回る水準と解
説。パチンコホールを取り巻く環境は徐々に改善することが期待できるため、パチ
ンコ機を中心とするSANKYO、フィールズ、アクセル等の関連銘柄を推奨してい
ます。
【ドイツ証券】
日経平均は、昨年来高値の18261円を付けた7月9日から今日で半年が経過
したことを指摘。最後の手仕舞い売りを消化し、需給改善に向かう7月高値銘
柄に注目と解説。7月に高値を付けたセクターとして、卸売り、鉄鋼、鉱業を紹
介しています。
【ゴールドマンサックス証券】
2008年は逆風の厳しい市場環境を想定し、積極的な構造改革から中期的な
ROE向上を目指す企業を見出すことが重要と解説。改革を推進し、持続的な
収益向上が可能と見られる銘柄として、松下電産、富士フイルムHD、NTN、
ケーズHD、ダイキン、野村HD、日本電産、日産化学、全日空、東芝をピックア
ップしています。
【UBS証券】
化学・合繊セクター決算を予想。同証券では大半の企業が原燃料高や円高
で苦戦し、計画に対してやや下回る進捗と予想。第3四半期決算がポジティブ
な銘柄はクラレ、日産化学、JSR。ネガティブな銘柄は三菱レイヨン、帝人、カ
ネカ、東レ、住友化学。中立は旭化成、信越化学、三菱化学HD、昭和電工
と分析しています。
【東海東京調査センター】
米国景気の先行きや株式需給に神経質な展開を予想し、自律反発狙いよ
りも景気ディフェンシブ株や好需給株に注目。投資アイデアとして、200日移動
平均線を上回り信用倍率が1倍割れの主な銘柄に着目。住友化学、久光製
薬、テルモ、サンドラッグ、カカクコムを紹介しています。
【クレディスイス証券】
2008年の不動産業界は厳しい年になると指摘。既ににマンション市況は鈍化
し、中古住宅流通件数が激減しているなど、状況は悪化してきていると解説。
今まで高い賃料を支払ってきた投資銀行やヘッジファンドなども規模を縮小す
る可能性が高く、好調なオフィスビル市況も反転を迎えると予想しています。