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アナリストレポート拾い読み(12月27日)

【野村證券】
医薬品セクターのレポートでは、08年4月の薬価改定率を8%と予想していたもの
の、現状では5%台に留まると予想。同證券業績予想を見直し、09年3月期の
医薬品セクターの経常増益率を4%から6%に引き上げ。薬価改定に関するネガ
ティブニュースの出尽くしにより、医薬品セクターへの注目度合いが高まるとの見解
で、医薬品セクターの業種判断を「中立」から「強気」へ引き上げ。武田薬品、エ
ーザイ、第一三共をコア銘柄として推奨しています。

【ちばぎんアセットマネジメント】
金、プラチナなどの貴金属が高値推移していることを受け、産業廃棄物から再び
貴金属・希少金属を取り出す貴金属リサイクル事業が注目されていると指摘。同
社では家電製品、携帯電話や自動車のスクラップなど、産廃施設に積まれた産
業廃棄物を「アーバンマイン(都市鉱山)」と指摘し、それが金鉱の価値に匹敵する
宝の山になっていると解説。注目企業としてアサ
ヒプリテック、松田産業、フルヤ金属を紹介しています。

【東海東京調査センター】
昨日発表の米SPケースシラー住宅価格指数が前年比6.1%低下となったことや、
米10年国債利回りの上昇から、先行きに対して火種を残すとコメント。12月の米
消費者信頼感指数が発表予定で、実体景気や物価などのファンダメンタルズに
目が向くと上値を買いにくくなると指摘。当面は、マツモトキヨシやアイシン精機など
信用倍率の低い好業績株に注目と解説しています。

【新光証券】
年末年始の注目点をテクニカルで分析。同証券では裁定買残は整理未了感が
残り、短期的なリバウンドは期待できると解説しつつも、中期的には指数面で下
値余地があると指摘。日経平均で15500円〜16000円にかけては、テクニカルポ
イントが集まっているためここが戻りメドとして、11月安値(14837.66円)を下回れば
下値模索の動きが強まると予想。1月〜3月にかけて幾度か安値形成の動きを
想定しています。

【バークレイズ証券】
米国は単位労働コストが大幅な上昇を続ける一方、企業の価格支配力が弱ま
り利益率が低下しているため、米国の企業収益は6〜12ヵ月間は減少を続けると
予想。同証券では、市場が描いている2008年1〜3月期からのV 字型収益回復
シナリオはあまりにも楽観的とコメント。グローバル投資アイデアとして米小型株の
売りにS&P100とDAX買いの組み合わせ(ショートのエクスポージャーをロングよりも
多くし、弱気バイアスを表現)。香港ハンセン指数の先物の売り。英FTSE100不
動産株い/FTSE100 の売り。DowStoxx産業財・サービスの買い、ドイツ30年物
国債、金、原油と農作物先物の買いを提案しています。