シンクロ・フード初値２９７０円、公開価格を４１．４％上回る

シンクロ・フード初値は２９７０円、初値予想コンセンサスを若干下回る

きょう東証マザーズ市場へ新規上場のシンクロ・フード(3963)が公開価格２１００円と同水準で買い気配スタート。順調に気配値を切り上げ、公開価格を４１．４％上回る２９７０円で初値をつけた。その後は、３０９０円まで買われる場面があった。

同社はインターネット上で「飲食店．ＣＯＭ」を運営する。公募売り出し株数は４０万５０００株、主幹事証券は野村證券の案件で公開価格で試算すると時価総額は５８億円規模、ロックアップ期間は９０日間となっている。

会社側がきょうの寄り付き前に発表した２０１７年３月期の連結営業利益は、前期比１４．２％増の３億６６００万円の見通し。市場関係者によると、シンクロ・フード初値予想は公開価格２１００円に対して３３００円～３８００円程度が想定線との見方だったものの、予想を下回る初値形成となった。

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