そーせいグループ株価下落、クリントン勝利は薬品バイオ株ネガティブ

Market News

ヒラリー・クリントン勝利は医薬・バイオ株にネガティブ

東証マザーズ指数の急落と、そーせいグループなど時価総額の大きい銘柄の株価下落が目立っている。ヒラリー・クリントン新大統領が誕生すると医療改革に意欲的な政策を掲げ、薬価引き上げが難しくなることから「ヒラリー・クリントン勝利=医薬品・バイオ株はネガティブ」という傾向にある。

相場は先取りしてか武田薬品(4502)、アステラス製薬(4503)、エーザイ(4523)、塩野義製薬(4507)など主要薬品株は数か月前から軟調に推移。ノーベル賞関連で買われたタカラバイオ(4974)、医学生物学研究所(4557)、コスモ・バイオ(3386)でさえ、9月に株価急騰後は良い局面がなく株価低迷しているのが実情だ。

11月8日投開票日を迎える米大統領選挙でトランプ勝利となった場合、先んじて下落していた医薬品・バイオ株セクターの反発機運が高まるとの見方も出ている。その場合は、マーケットは既に織り込んでいたということになりそうだ。薬品バイオ株にとって米国大統領選挙の結果が株価に影響を与えるので注意深くみたいところ。

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JPモルガン・アセット・マネジメント そーせいグループ株式を売却

そーせいグループ(4565)株式を買っていた外資系ファンド、外国人投資家が保有株を売りに回っていることが確認された。11月4日付けで提出された5%ルール大量保有報告書によると、JPモルガン・アセット・マネジメント は投資するそーせいグループ株式を6.68%から5.73%に保有株比率を引き下げていることが確認されている。

通常、ファンドは買いポジションを持つときは買い増しするパターンだが、ポートフォリオから外し売りに向かう時は徐々に保有株全部を売り切るのが一般的である。この一般的な見方でいえば、JPモルガンアセットは現在保有している96万株超を今後も市場で売却していくと予想される。発行済み株数の5.73%が潜在的売り圧力になるのは株価の上値を重たくする受給・需要面で重しとなりそう。

5%ルール大量保有報告書 そーせいグループ(4565)-JPモルガン・アセット・マネジメント 保有株減少

平成28年11月4日受付
発行会社:そーせいグループ(4565)
提出者:JPモルガン・アセット・マネジメント
共同保有者
(1)JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
(2)ジェー・エフ・アセット・マネジメント・リミテッド (JF Asset Management Limited)
(3)JPモルガン証券株式会社
(4)ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・ピーエルシー (J.P. Morgan Securities plc)
(5)ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー (J.P. Morgan Securities LLC)
(6)ジェー・エフ・インターナショナル・マネジメント・インク (JF International Management Inc.)
967,843株 6.68%→5.73%
保有目的:投資一任契約および投資信託による純投資を目的として保有している。

そーせいグループ(4565) 5%ルール大量保有報告書一覧まとめ

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