メタップス赤字業績みずほとフィンテック提携でも目標株価560円継続

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メタップス(6172)が4日続落、今月中旬に中間決算発表で黒字転換したことや、みずほフィナンシャルグループ(8411)とフィンテックを活用した決済サービス提供会社を開始すると発表したことで、4月17日には3370円までメタップスは株価上昇する場面があった。

株式市場の地合いも関係するが、その後は買いが続かずメタップス株価は軟調に推移。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストはメタップス業績見通しを見直し2017年8月期は営業利益が上方修正となるが、2018年8月期と2019年8月期は営業損失が縮小となるものの、営業赤字の見通しは変えておらず目標株価560円を継続、レーティングは「アンダーウェイト」を継続と紹介している。




レポートでは3つのポイントを挙げている

・2017年8月期第二四半期決算からマーケティング部門の収益モメンタムが低下
・ファイナンス部門で大型案件があったが全体の営業利益は7000万円にとどまった
・2016年8月期に引き続き、2017年8月期の会社予想の達成は難しいという見方

会社計画では2020年8月期に取扱高1兆円、売上高1000億円、営業利益100億円としているが、2017年8月期通期の売上高予想は180億円であり、計画達成には今後3年間で売上高を5倍以上に増やさなければいけないハードルの高さが厳しい投資判断となっている模様。

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